文部科学省科学技術人材育成費補助事業 「女性研究者研究活動支援事業シンポジウム2013」に参加しました。

 2013年11月11日TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにおいて、文部科学省主催のシンポジウムが開催され、全国から89機関の女性研究者支援活動の代表者が集まりました。
 シンポジウムでは、これまで実施してきた取組により得られた成果を踏まえ、国際的に活躍できる女性研究者を育成していくための方策を模索するため、事業実施機関によるポスター発表・グループ討議、有識者による基調講演、パネルディスカッションが行われました。
 分科会では、6グループに分かれて、「世界で活躍できる理系女性研究者の育成」をテーマに、各大学が抱える問題や工夫している点、今後の課題について情報を共有しました。本学が参加した分科会A-Ⅱグループ(大都市圏の公立・私立大学グループ)には11大学が参加し、早下理工学部長(男女共同参画推進室室長補佐)が座長をつとめ、女性研究者数の増加策、リーダーシップやネットワーク形成の重要性について意見交換を行いました。
 パネルディスカッションは、山村康子氏(科学技術振興機構 科学システム改革事業プログラム主管)がモデレーターとなり、パネラーの郷通子氏(大学共同利用機関法人情報点システム研究機構 理事)、北澤宏一氏(東京都市大学 学長)、相馬芳枝氏(日本科学会フェロー)、水田祥代氏(九州大学名誉教授、福岡学園常務理事)、小館香椎子(科学技術振興機構 経営企画部 男女共同参画推進共同参画 主監)、から示唆に富む提案やアドバイスが多く出されました。


座長をつとめる早下理工学部長


ポスター発表を行なう柳澤コーディネーター