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研究支援員制度
2012年度(平成24年度)研究支援員の雇用について
○2012年度(平成24年度)追加募集について(2012.10.12)
詳細はこちら【PDF(139KB)】
申請書はこちら
2012年4月18日
上智大学では、文部科学省科学技術人材育成補助金「女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援モデル育成)」(2009~2011年度)により、子育て中の教員の研究支援のため、研究支援員雇用を行って参りました。
今般、本制度を上智学院男女共同参画推進の一環として「研究支援員制度」として運用することとなりましたので、ご連絡します。
詳細は下記をご覧ください。
記
1.制度の目的
本制度は、上智学院男女共同参画推進における基本理念・方針に則った取組みである。
出産・育児等のライフイベントは研究者の研究活動に大きな変化をもたらすため、それらが研究の中断や研究時間確保の難しさに直結し、研究成果の蓄積に負の影響を与えることも少なくないのが現状である。上智学院では、このような状況を改善するための施策の一つとして、本学研究者が出産・育児を理由に研究を断念することなくキャリア形成を継続し、公正な競争に参加できるよう「研究支援員」を配置する。 尚、原則として研究に対する支援とするが、教育活動も支援の対象に含むものとする。
また、雇用される「研究支援員」には、身近なロールモデルとの交流の機会を提供し、OJT(On-the-Job Training)及び啓発を行う。
2.支援対象者
①上智学院専任教員のうち、妊娠中の者。
- 産前休暇中の者は原則として除く。
②上智学院専任教員のうち、小学校3年生以下の子供を養育する者。
- 原則として配偶者がフルタイムで勤務している者もしくは一人親家庭。
- ただしフルタイムで勤務していない場合であっても、介護、子供の人数、家族の健康状況など、特別な事情がある場合は個別に判断する。
③上記①、②に該当する特別研究員(プロジェクトPDは除く)。
(注)上記②、③は男性教員もその対象とする。
3.研究支援員
①研究支援員は、原則として支援対象者と同一専攻の者のうち、博士前期課程・後期課程在学中の学生、もしくはそれと同等の能力を有する社会人とする。
②研究支援員の業務は下記の範囲とする。
- (1) 支援対象者の研究補助および研究活動にかかる諸業務
- (2) 支援対象者の授業運営及び教育活動にかかる諸業務(TAの業務及び学部の試験監督を除く。TAの配置等、育児期間における勤務体制への配慮は、学務担当副学長と連携して調整する。)
- (3) 学部及び研究科における研究補助および研究活動にかかる諸業務
4.研究支援員の給与
研究支援員は、時給1,350円を上限とし、交通費は実費として1日あたり上限1,000円とする。
5.研究支援員の勤務時間
支援対象者1名につき週6時間として週2日までとする。ただし、年間40週を超えないものとする。
6.雇用期間
研究支援員の雇用期間は4月1日から3月31日までとし、毎年募集・選考を行う。ただし年度途中に、研究支援員の配置を希望する事由が発生した場合は、随時相談に応じる。
7.選考基準
応募者の中から、次の条件を勘案して選考する。
①出産、育児等で研究時間が十分に確保できない状況にあり、研究支援の必要性や重要性が高く、支援による効果が見込まれる者。
- 上智学院専任教員及び特別研究員(PD)のうち、妊娠中の者。
- 上智学院専任教員及び特別研究員(PD)のうち小学校3年生以下の子どもを養育する者。
②研究支援員配置に関する計画及び効果が明確な者。
8.申請方法
研究支援員の配置を希望する者は、別紙1「研究支援員配置申出書」【Word(37KB)/PDF(51KB)】、別紙2「研究支援員配置申請書」【Word(36KB)/PDF(66KB)】を男女共同参画推進室に提出する。
尚、研究支援員を学生とする場合は、別紙3「研究支援員配置に関する指導教員(専攻主任)許可書」【Word(31KB)/PDF(52KB)】を添付すること。
9.被支援者の義務
①「被支援者」は、毎月「研究支援員」の勤務時間等記録簿に必要事項を記入の上、月末の締め切り期日を厳守し、人事局に提出する。
②期間終了時に報告書を「男女共同参画推進室」に提出する。
報告書の記載内容
- 研究支援員配置による時間の使い方の変化、研究業績の増加、心理的メリット
- 研究支援員に対する効果(「研究支援員」のキャリア形成に配慮し、ロールモデルやメンターとして啓発に努めた結果)
10.選考
男女共同参画推進委員会委員長、男女共同参画推進室長、及び男女共同参画推進委員会の委員数名にて行う。
11.その他
①募集回数は年1回とする。年度途中で研究支援員配置を希望する事由が生じた場合は、随時申請を受け付ける。採否基準は次のとおり。
- (1) 当該年度の選考基準の範囲内ならば、極力採用する方向で検討する。
- (2) 選考基準の範囲外の場合は、公平性を考慮し不可とする。
②年度途中の新規採用教員には、『仕事と育児の両立支援ガイドブック』等を活用し、そのほかの育児・介護のサービスの案内とともに、研究支援員制度についての案内を行う。
③募集スケジュール
- 専任教員宛に募集要項配付
- 4月18日(水)
- 募集受付締め切り
- 5月7日(月)
- 採否結果通知発送
- 5月18日(金)
- 雇用申請書提出締め切り
- 5月25日(金)
- 研究支援員勤務開始
- 6月1日(金)
④本年度の状況を踏まえ、次年度以降は、4月から研究支援員を採用できるよう、募集を行う。
- 1月
- 募集開始
- 2月下旬
- 募集締め切り、選考
- 3月上旬
- 採否通知発送
- 3月中旬まで
- 雇用申請書の受付
- 4月
- 研究支援員の配置完了
添付資料
- 別紙1
- 「研究支援員配置申出書」【Word(37KB)/PDF(51KB)】
- 別紙2
- 「研究支援員配置申請書」【Word(36KB)/PDF(66KB)】
- 別紙3
- 「研究支援員配置に関する指導教員(専攻主任)許可書」【Word(31KB)/PDF(52KB)】
以上