学術成果発信支援

研究成果のグローバルな発信力向上のために、次のような支援を行っています。

論文等の英語添削支援

 グローバル社会での活躍には英語による論文執筆と講演が欠かせません。本プログラムは、女性研究者とその卵である女子大学院生の国際学会での発表や、国際的学術雑誌への論文投稿といったチャレンジを積極的に促進するために、活躍の基礎となる講演原稿、英語論文の校正を支援します。

【支援対象論文】
英文誌への投稿論文、国際学会等の発表に関するもので、以下のうち、いずれかの条件にあうもの。
・女子ポストドクター、女子大学院生が主著者のもの
・専任の女性研究者が著者に加わっているもの

【手順】
1. 論文もしくは国際学会発表に関する英語添削支援を希望するときは、事前に事務局まで連絡の上、必ず申請書を提出してください。

2. 当該論文等がジャーナルに掲載決定した時点、或いは国際学会等での発表が終わった後に必ず成果報告書を事務局まで提出してください。

※右図、画像クリックで拡大

※申請書・成果報告書の書式は、事務局から配布いたします。
※添削は電子的に行います。事務局に論文・講演原稿をメールに添付して提出すると、数日以内に添削されたものがメールで返送されます。原稿を添付する際は、希望する納品日をお知らせください。

【申請先】女性研究者支援事務局

【その他】個人が受けられる支援は以下の制限があります。
1. 国際学会に関する英語添削:1回まで
2. 論文の英語添削:
  ・1回目は対象になる論文の申請者全員
  ・2回目以降は前回支援を受けた論文がジャーナル掲載の決定した時点で申請ができる。

また、本プロジェクトでの予算がなくなった時点で、本支援は終了いたしますのでご了承ください。

※本プログラムは、理工学部・理工学研究科が文部科学省補助金現代GP「グローバル社会における系統的科学英語教育」(2005年度-2008年度)を受けて行ってきた英文添削の経験を生かしています。

英語ホームページ作成支援
研究内容や成果などをグローバルに発信するために、女性研究者に対して英語版のホームページを作成する支援をしています。

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英語による研究発表練習会

 国際学会等で英語発表する大学院生やポストドクターが、プレゼンテーションの練習をし、英語表現や発音等に関するアドバイスをネイティブの教員を含むアドバイザーから受け、発表力を向上させることを目的として開催しています。
 英語での発表練習を希望する大学院生、ポストドクターは女性研究者支援事務局に所属研究室を通して連絡後、指定フォームで申し込みを行い、事務局が練習会を設定します。

*2011年度上期募集分は、終了致しました。今後の募集については、決まり次第お知らせ致します。

第4回英語による研究発表練習会
日時:2011年9月16日(金) 13:00~14:00
場所:10号館315室(コモンスペース)
アドバイザー:リンダ・グローブ先生、早下 隆士先生、大槻 東巳先生
発表者:情報学領域 博士前期課程生1名

 アドバイザーからは、研究の目的について一段階ずつ手順を追って明確に提示すること、既存の他の研究アプローチと自身の研究アプローチとの違いを明確にすること等について、指摘があった。参加者からは、「実際に、日本人以外の人の前で、また経験の豊富な方の前で英語でのプレゼンテーションをするのは貴重な経験だと思った。自分自身の専門とは異なるアドバイザーの方々が発表中に資料を睨めているのを見て、資料のわかりにくさを、より強く自覚させられた。」とのコメントがあった。

第3回英語による研究発表練習会
日時:2011年8月3日(水) 13:00~15:00
場所:10号館323教室
アドバイザー:リンダ・グローブ先生、大坪 久子先生、尾崎 ヴァレリー先生、
東 善郎先生、築地 徹浩先生、荒井 隆行先生、齊藤 玉緒先生
発表者:機械工学領域 博士前期課程生1名、情報 学領域 博士後期課程1名、
情報学領域 プロジェクトRA1名 情報理工学科 学部生1名

 アドバイザーからは、声の大きさ、原稿を読みながら発表しないこと等についてコメントがあった他、ポスター発表の学生については、グラフの具体的な説明の必要性や、研究の目的の説明を、よりわかりやすくするようアドバイスがあった。参加者からは、「発表練習をするに当たり、早い段階から英語での資料作りに着手することができ、本番に向けて十分な準備をすることができた。また、他の学生の皆さんの発表内容のレベルの高さに驚きつつも、自分自身にとてもよい刺激となった。」等のコメントがあった。

第2回英語による研究発表練習会
日時:2011年7月20日(水) 13:00~15:00
場所:4号館183教室
アドバイザー:リンダ・グローブ先生、大坪久子先生、東 善郎先生、築地 徹浩先生
発表者:機械工学領域 博士前期課程生1名、物理学領域 博士前期課程生1名、
物理学科 学部生1名

 機械工学領域の学生は学会にて行う発表を行い、よりわかりやすいスライドの表示のしかた、発表の時間配分等について、アドバイザーからコメントを受けていた。物理学領域の学生は、専門分野の教員でなくともわかりやすいように、英語のwhy, what, howなどを使いながら、自分の研究内容を説明していた。

第1回英語による研究発表練習会
日時:2011年7月13日(水) 13:00~15:00
場所:3号館536教室
アドバイザー:リンダ・グローブ先生、大坪久子先生、尾崎ヴァレリー先生、
早下隆士先生、東 善郎先生、タッド・ゴンサルベス先生
発表者:情報学領域 博士前期課程生2名、情報理工学科 学部生2名

 アドバイザーから、何が自身の研究にとって新しいことなのかを明確にする必要性、レファレンスの表示のしかた、英語表現についてのコメントがあり、学生達は熱心にメモをとっていた。参加者からは、「自分で発表することで経験を得る上に、他人の発表を見てコメントしてくださった先生たちのおかげで何を工夫したほうがいいか、どのようなポイントを気にしたほうがいいかなどメモすることができた。」等の感想があった。

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英語ホームページ作成支援

研究内容や成果などをグローバルに発信するために、女性研究者に対して英語版のホームページを作成する支援をしています。

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支援制度